『ありがとう』が言えない子どもへのかかわり方

育児の悩み

『ありがとう』は強要していいの?

子どもが公園で、お友だちから遊び道具を貸してもらった時、子どもが『ありがとう』と言えずにちょっと冷や冷やした経験がある方は多いのではないでしょうか?

そんな時思わず『ありがとうは?』『お礼言いなさい?』と子どもが『ありがとう』を言うように仕向けていませんか?

結論から言いますが、『ありがとう』の強要はNGです。

この記事は・・・
  • 『ありがとう』が言えない理由
  • 『ありがとう』を言えるようになる関わり

を紹介します!!

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『ありがとう』が言えない理由

『ありがとう』を言うのが恥ずかしい

子どもが『ありがとう』を言えない理由のほとんどは、恥ずかしさや照れから来ていると思われます。

特に3歳以降の子どもは『ありがとう』の意味を理解し始めているので、大切な言葉だということをわかればわかるほど、言わなきゃいけないプレッシャーに駆られて、逆に言えなくなってしまうことがあります。

『ありがとう』の意味がわかっていない

そもそも『ありがとう』という言葉を知らない、知っていても(聞いたことあるだけ)意味や使い方を知らないのかもしれません。

この場合、悪気は一切ありません。友だちからおもちゃを貸してもらえた時に『ありがとう』という感情が湧いていないのです。

2歳頃の子どもは大人の『こんにちは』や『ありがとう』という言葉に合わせてお辞儀で表現する子どももいますが、あれは言葉の意味自体は理解していません。

いわゆる情景反射のようなもので、なんとなくお辞儀をしているだけです。

なので、一つの理由として『ありがとう』を言葉として使えるだけの年齢に達していないことも考えられます。

『ありがとう』を言うタイミングがわからない

『ありがとう』の意味がわかっていない、と似ていますが、どのタイミングで『ありがとう』を言わなければならないかわかっていない可能性があります。

そして大人が言わない場面では自分も言わなくて良いのかな?と勘違いしている場合もあるようです。

『ありがとう』を言えるようになる関わり

実は普段の生活が大事

『ありがとう』に限らず、子どもが自然と挨拶をできるようになるには、まず家族間で挨拶ができているのか見直す必要があります。

朝起きた時に『おはよう』を言い合わない家族が、子どもにだけ『朝起きたらおはようでしょ?』と伝えたところで、子どもは何のことだか見当もつきません。

『ありがとう』も同じで、子どもは大人の姿をよく見ているので、パパがママに対して『○○してくれてありがとう』と言っている姿を見ると、子どもは『何かをしてもらったらありがとうを言うんだ!』と徐々に自然と覚えていきます。

スーパーで買い物する際も、店員さんに『ありがとうございます』と言うママの子どもは、自然と店員さんに『ありがとう』と言うと思います。

『ありがとう』を教えるのであれば、言って教えるよりも、見て(聞いて)教えることが最も自然に、そして確実に覚えることができます。

強要はやめよう

【『ありがとう』が言えない理由】で述べた『恥ずかしい』から言えない場合は、強要すると余計に言いたくない思いが強くなってしまいます。

恥ずかしくて言えない心理の裏側は、『ありがとう』を言わなきゃいけない、でも身につけられていないということが原因です。

『ありがとう』が言えなかったことは責めず、まずは家族、親子で『ありがとう』を言うことは自然なことだ!ということを身につけましょう。

ただし5,6歳にはしっかり教えましょう

そうは言ってもずっと大人が子どもの代わりに『ありがとう』を言ってもいられないので、5,6歳の年齢になっても自然と『ありがとう』が言えない場合は、しっかり話して教えましょう。

『ありがとう』を言うことが恥ずかしいのではなく、『ありがとう』と言えなかったことの方が恥ずかしい

心で思っていても口にしないと相手にはいつまで経っても伝わらない

5,6歳は相手の立場になって物事が判断できる年齢です。自分が何も言われずに立ち去れたらどんな気持ちか?『ありがとう』を言えない友だちのことをどう思うか?などと、子どもとしっかり向き合って話しましょう。

その上で、日常的に家族間で『ありがとう』をしっかり伝えることを意識しましょう。

子どもは親の鏡

『ありがとう』を言えない親の子どもは『ありがとう』を言うことはできないと思います。

子どもは親の鏡とはよく言いますが、まさにその通りなのです。

これは『ありがとう』に限らず、日常の挨拶や『ごめんなさい』にも同じことが言えます。

まずは家族間で、挨拶をする、『ありがとう』『ごめんなさい』を伝える習慣をつけて、子どもが自然と言えるようになるまで、しっかり見守りましょう。

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