子どもが嘘をついた時に大人が取るべき行動とは?

育児の悩み

嘘をつくことは大事な通過点

自分の子どもが初めて嘘をついた日、少なからずパパやママはショックを受けてしまうと思います。

『今までは何でも正直に話してくれていたのに、なんで・・・』『育て方を間違えてしまったのではないか』と不安になってしまう方もいらっしゃると思います。

でも・・・嘘をつくことは子どもが成長していく上で必要な通過点なのです。

この記事は・・・
  • 子どもはいつから嘘をつくようになるか
  • 子どもが嘘をつく理由
  • 子どもが嘘をついた時の向き合い方

をお伝えします!!

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子どもはいつから嘘をつくの?

3歳前後で嘘を『つけるように』なる

子どもは3歳前後で嘘を『つけるように』なります。私はあえて、嘘を『つく』ではなく『つけるように』という表現をしたいと思います。

理由は冒頭にも述べたように、嘘をつけるようになることは、子どもにとって必要な通過点であり、何より、子どもが成長している証なのです。

嘘をつくということは、記憶力や想像力が高まってきている証拠です。嘘をつき通すために矛盾なく辻褄を合わせる記憶力、そしてそれらの辻褄を一貫したストーリーにさせる想像力があると言えるのです。

なので1,2歳(2歳半くらいで簡単な嘘をつくことはできます)には、壮大な嘘を作り上げることはできないのです。

こんな研究結果も・・・

「嘘を科学する:子どもはいつ嘘を認識できるようになるのか」

https://www.ssu.ac.jp/applied-psychology/150518/

『嘘』には二種類ある

『事実と違うことをわかっていてつく嘘』『事実と違うことをわかっていないでつく嘘』

この二つの嘘はまるで違う嘘です。

嘘をつけるようになってきたことは、脳が発達をしてきた証ではありますが、嘘の種類によって深刻さは異なります。

子どもが嘘をつく理由

自分の失敗を隠したい

これは子どもが嘘をつく理由でもっとも多い理由だと思います。

コップを割ってしまった時やテストで悪い点数を取ってしまった時には、ごまかしたり隠したりしようとします。

ただし、これは裏を返せばその事実が『良くないことである』『怒られるかもしれない』と想像がついているからなのです。

これは子どもにとって非常に大切な成長なのです。

パパ
パパ

自分を守るために嘘をつけるんだね!

嘘をつくことで大人の気を引く

例えば、下のお子さんが生まれた時なんかは、この傾向が強くなると思われます。

一番の保護者であるママが下の子ばかりを見ていると、上の子は愛情が二分したことに耐えられなくなり『もっと自分を見てほしい』『構ってほしい』という思いから、嘘をついて気を引くことがあります。

願望の嘘

こうなってくれたら良いなと思う願望が嘘に発展してしまう場合もあります。

例えば、男の子の間で流行っている、戦隊モノの変身ベルトを持っているAくんに対して、持っていないBくんも『オレも持ってるよ!』というように、欲しいと思う願望から嘘をついてしまうのです。

また、今度はAちゃんのママが『夏休みに遊園地に行けたらいいなー』と言ったとします。次の日幼稚園でAちゃんとBちゃんの話の中で、Bちゃんが『夏休み遊園地行くんだ!』と言った時、Aちゃんも『私も行くよ!』と本人が嘘を言ってるつもりはないのに、結果的に嘘になってしまう場合もあります。

空想の嘘

これは年齢が幼い子どもに見られる嘘です。

『ぬいぐるみがしゃべった』『おもちゃの飛行機が空を飛んだ』など、まだ現実と空想が区別できない年齢ではこのような、無意識の嘘をつくことがあります。

これは本人は嘘と自覚しておらず、むしろ想像力がしっかり発達している証拠なので心配はいりません。

子どもとの向き合い方

嘘の目的を見極める

子どもの嘘が空想の嘘であれば、子どもが嘘を言っている自覚がないため、大人は注意する必要はありません。

成長するにつれて、現実と空想の世界の区別がつくようになれば、このような嘘は自然と消滅します。

また、願望の嘘は、子ども自身が、事実と違うことを言っていることが、わかっているかわかっていないかによって対応が異なります。

先程の男の子の変身ベルトの例では、恐らく『事実と違うことをわかって』嘘をついているので、大人が聞いる場面では注意が必要です。

女の子の遊園地の例では『事実と違うことをわかっていないで』嘘をついているので、後で『行けるかわからないけど行けたら良いね』とフォローしておきましょう。

嘘をついたこと自体を責めない

そして、自分の失敗を隠したい、怒られたくないなどを理由にした嘘や気を引くための嘘は『事実と違うことをわかっていて』ついている嘘なので、注意をしましょう。

ただし、激しく叱るようなことはせずに、正直に話せるように促しましょう。

子どもの大抵の嘘は『怒られたくない』という思いから来ます。

怒られたくないから嘘をついたのに、結果的に怒られることになれば、子どもはきっと次回も嘘をつきます。

『なんで嘘をついたの!』『嘘をついちゃだめでしょ!』と嘘をついたこと自体を悪と決めつけて責めるのではなく、正直に話すことにどれほどのメリットがあるかを子どもが理解できるように教えてあげましょう。

気を引きたいという嘘は、まずはその子のおかれている状況を考えた上で、子どもを気にかけてあげられていなかったのであれば、子どもに謝り、子どもの思いをよく聞いてあげましょう。

謝罪の強要はNG

先程と同様、嘘をついたこと自体を責めてはいけないので『嘘をついたから謝りなさい』という声かけはNGです。

そもそも『嘘をついたこと』に対して謝るということは、既に話がズレています。

本来は嘘をつく原因となった行為を見直す必要があるため、嘘について追求することは、子どもが今後より嘘をつきやすくなります。

先程も述べましたが、正直に話すことにメリットがあることをしっかりと伝えましょう。

子どもの嘘との向き合い方

嘘は子どもの成長の証と言えども、嘘をつかず正直に育ってほしいものです。

子どもが嘘をついた時は、嘘をついてしまった背景をしっかりと考える必要があります。

その背景によって大人の関わり方は変わりますが、いずれにしても嘘をついたことに対して激しく怒ってはいけません。

『怒られるから嘘をつく』という子どもの心理は、裏を返せば子どもが怒られることを想像できる日常があるということです。

子どもが正直に話した時は寛大な心で受け入れることが、子どもを正直者にさせる最も最適な方法です。

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