子どもの上手な叱り方

育児の悩み

この記事では上手な『叱り方』を紹介します。『怒り方』ではありません。

私はなるべく(0ではないんです・・・)娘のことは怒らないようにしていますが、命に関わるであろう危険なことをした時や人を傷つける行為をした時、私は『叱り』ます。

『叱る』と『怒る』似ていますが、私は全く別のものだと思っております。

まずはその違いについてお伝えいたします。

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『怒る』と『叱る』

『怒る』は大人の感情 『叱る』は子どもへの教示

『怒る』とは怒り手、ここで言う大人の感情です。子どもの困った行動に対して、『何でこうしてくれないの!』『言うこと聞いてよ!』と自分の感情を子どもに爆発させることです。

『叱る』とは相手、ここで言う子どもの目線に立って、『こうすれば良かったんだよ』と教えてあげることです。

結局言葉にしてしまえば一緒になってしまうのではないかと思われるかと思いますが、この意識を持っていることで、子どもへの声の掛けかたは全く違ってきます。

『ダメでしょ!』はダメです

よーーく耳にする言葉ですね。つい口走ってしまう言葉です・・・。

『やっちゃダメでしょ!』と言われた子どもは何がダメだったかわかっていません。当然、わかっていないので同じことを繰り返します。

この場合、子どもには『何をどうしてやっちゃだめなのか』を伝える必要があります。

例えば・・・子どもが布団の上でお菓子を食べていたとしたら『布団の上でお菓子を食べたら布団が汚れちゃうから、布団の上では食べないで』と言うと子どもは『布団の上でお菓子を食べると布団が汚れちゃうんだ』と理解します。

これを『何で布団の上で食べてるの!だめでしょ!』と言っても子どもは『だめ』の理由がわからないので、同じことを繰り返します。

子どもの行動の何がいけないのか、理由をきちんと伝えることが大切です。

叱り言葉の後は『でも』をつける

これはものすごく重要だと思っています。

子どもは叱られた後、きつい言葉でなくても一瞬行き場を失くします(心理的な行き場)

つまり『でも』は叱った後のフォローだと考えてください。

先程の例に『でも』を付け加えると・・・

『布団の上でお菓子を食べたら布団が汚れちゃうから、布団の上では食べないでね。でもこっちの部屋では食べて良いよ』

子どもが叱られて心が沈み、行き場を失くしかけていましたが、『でも』に救われて帰ってくることができました。

大切なことはすぐに救ってあげることです。

大人は考えて言葉を発する

ここまで来て疑問に思うことや気がついたことはありませんか?

さっきの叱り方の例ですが・・・そんな言葉とっさに出てこないよ!!って思いませんか?

そうなんです。とっさには出てこないんです。なぜなら感情で発していないからです。

これが最初にお伝えした『怒る』と『叱る』の大きな違いです。

『やっちゃだめでしょ!』は感情のままを言葉にしているので頭で考えるより先に言葉を発していると思いますが、理由を説明するには一度自分の頭で整理をしてから発する必要があります。

既にここで『怒り(いかり)』の感情をコントロールできているのです。

子どもの困った行動に対して、何がいけないのか、どう伝えれば良いのか一旦冷静になることで、自分の怒りを鎮め、更に子どもも自分の行動の何がいけなかったか理解しやすくなります。

叱るときやってはいけない3つの決まり

過去のことを引っ張らない

『前も○○してたよね!?』『何回同じこと言わせるの!』などなど言ってしまいがちですが、子どもは過去のことなんて覚えていません。

覚えているのは感情的になっている大人だけです。

これでは子どもは何で自分が叱られているのか余計わからなくなってしまいます。

一気に叱らない

『服ぬっぎぱなしじゃだめでしょ!』『おもちゃも出しっぱなしだよ!』『テレビばっかり見ないの!』などなど・・・。もうこれはお祭り状態です。

大人がヒートアップするばかりで、子どもが置いてけぼりになっています。

子どもを全否定しない

『本当、悪い子』『ダメな子』などなど・・・これは非常に子どもが傷つきます。

これを言われてしまうと子どもは『わたしは悪い子なんだ』『ぼくはダメなんだ』と自己肯定感を持てなくなってしまいます。

その子の困った行動だけで、その子の全てを否定することは絶対にやめましょう。

上手に叱る3つのコツ

今のことだけを叱る

(前に同じことがあったとしても)『今○○だから、しちゃいけないよ』と叱る。

寧ろ、前に同じことがあったということを大人が覚えているのであれば、違う言葉で叱ってみることが大切です。

どちらにしても大切なのことは今のことだけを叱ることです。

目の前で起きたことだけを叱る

一度に複数のことを言われても、子どもが耐え切れなくなってしまうので、例え色んなことが同時進行で起きていても、一つひとつ、目の前のことだけ子どもに伝えましょう。

行動だけを叱る

『今の○○は○○だからいけなかった』

その子の全てが悪いのではなく、その子の取ってしまった行動が悪いだけなので、子どもを否定せずにその行動の何がいけなかったのか、その行動だけを伝えましょう。

まとめ

『怒る』と『叱る』の違い、そして叱るときのNGルール、上手な叱り方のコツ、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

これを実践していくと、大人もものすごく気持ちが楽になります。

怒ることによって更なる怒り(いかり)を生んでしまいますが、叱る為には一度怒りを鎮めなければならないので、叱ってはいるけど怒ってはいない状態だと、気持ちが疲れることが減ります。

そして子どもも真剣に話す大人の様子を理解しようとします。

『怒る』だけだと、子どもの感情も安定せず、子どもにも怒りの感情が移ってしまいます。

とは言っても、なかなか思うようにいかず、大人もイライラとしてしまいますが、子どものためを思って、大人の感情で子どもを怒るのではなく、子どもの成長を願って『叱る』育児を実践してみてください。

  

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